
古民家再生〜古民家ならではのよさをインテリアに取り入れる〜
今回ご紹介するのは、喜多方にある築100年を超える古民家です。祖父祖母2人で暮らす萱葺き屋根の住宅。広く、しっかりした造りであるのに、寒かったり、暗かったりと部屋が使いこなせていない状況でした。
まずは、床、柱、梁などの躯体を補修し、さらに断熱材の充填、ペアガラスおよび断熱ブラインドの設置で断熱工事を実施しました。解体時に出た廃材も使えるものは活かし古民家のもつ雰囲気を損なわず、なおかつ要望をかなえるように工夫を施しました。「柿渋」「珪藻土」といった自然素材を仕上げ材に使用し、古民家ならではのよさを引き出すことができたように思います。
インテリアにも一工夫、ということで、リビングの天井にはマジックミラーをはめ、小屋裏にスポットライトをつけて演出してみました。天井は普段は何も見えませんが、照明を消し、暗くしたときに、萱葺きが見える仕掛けです。

右手が既存の欄間に障子紙を張り再利用した部分。奥の上げ下げは柿渋仕上げ

桑沢工業の桑沢博さん(左)と矢部木工所の矢部稔さん(右)。皆さんのチームワークなしには、よいものはできません。
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